おじホリ。〜30歳からのワーキングホリデー〜

30歳、語学力がかなり乏しい状態で渡英。イギリスにてワーキングホリデーをしております。出国前は大きな決断と思っていましたが、来てみればなんだかんだ生活できています。イギリスでの経験や、日々思ったことなどいろいろ書いていきます。

【ワーホリ、仕事、環境】日本でよくある一場面を体験した話

こんばんは、Ojiです。

 

ここ数日は天気が良く、気温も過ごしやすい程度に暖かいです。

うん、良い気候だ。

 

本日も仕事を終えて、帰宅。

勤務先からの帰り道に同僚たちと行ってきました、パブ。

 

やっぱり生ビールは最高です。

しかしながら、店内には入りたくない&屋外席は満席でしたので、テイクアウェイでビールを購入し、近くの公園で飲むという形を取りました。

 

同僚3人と私の計4名で飲んでいたのですが、みんな職場についての会話が止まりませんでした。

これは私の同僚には珍しいことで、普段は旅行、料理、買い物のことなど、オフの日に何をしたのか、何をする予定なのかについて話すことが多いです。

 

仕事のことは仕事中にのみ話し、職場から1歩出ればプライベートに特化しますが、昨日は違いました。

きっと溜め込んでいるものがあるのでしょうね。笑

 

元々マネージャーが5月頭から産休予定だったのですが、ロックダウンの影響で店舗は休業。

営業再開となった際から新しいマネージャーがやってきました。

このマネージャーは数字に関することにはものすごく長けており、在庫や、売り上げ額の管理などは1pence単位まできっちりしている方です。

 

当たり前といえば当たり前なのですが、今までのマネージャーはそれ以上にお金を生み出すことに注力している方だったので、様々なものを「ドーン!」と発注し、後はそれを使い切るだけのお金を生み出しましょうというスタイルの方でした。

 

前マネージャーとの違いが大きい分、我々にも大きな影響が出てきます。

本日一緒に飲んでいた同僚は勤続期間が割と長く、仕事もかなりできる方々です。

つまり、任されている仕事が多い分マネージャーが変わったことによる影響を私とは比べものにならないほど受けている方々です。

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新しいマネージャーは私の知りうる限りでは人間的にかなり魅力のある人ですが、仕事に関しては、出世欲がものすごく、現場のことにあまり興味がなさそうです。

 

元々違う業態で、同じ会社内では勤務中に自分の時間(接客に忙殺されることなく、他のことに時間が取れるという意味です。)が取りやすいと言われている店舗から来た方なので、やってきた当初はうちの店舗のことを何度も「カオス」と表現し、ゼネラルマネージャーと何度も何度もミーティングしている姿を目にしてきました。

 

当然新たな環境に慣れるには時間がかかるでしょうし、特に客足も売り上げもあるうちの店舗では自分の時間など作っている暇は中々ありません。

 

最初の頃はみんなで可能な限りマネージャーをフォローしようと言っていたのですが、肝心なマネージャーが周り(お客さん、ゼネラルマネージャーなど)からどう思われているのかに注力するばかりで我々のことはあまり気にかけません。

 

店舗内のマネージメントは勤続年数の長い同僚に任せっきりで、自分は1日のほとんどを事務室にこもって内勤作業をしています。

 

内勤作業がどれほどのものかということを知らないので、なんとも言えないところもありますが、ふらっと店先に現れる度に外に並んでいる長蛇の列を店内に招き入れてしまい、「店舗内3人ルール」を一気に壊滅させられることもしばしば。

 

待っている人にとっては、すぐに店舗に入ることができて嬉しいことかもしれませんが、結局我々が店の外で待っていただくようにもう1度話をすることになります。

嫌な顔をされる役割は常に我々なのです。笑

 

「店舗内3人ルール」もある程度の裁量があるので、厳格に3人としているわけでは無いのですが、1度ルールが壊滅してから改めて秩序を取り戻すには結構体力がいるのです。

 

これが1日に何度も起きるので、我々ショップアシスタントも結構しんどい思いをします。笑

 

また、ゼネラルマネージャーが来店した際に店舗のディスプレイや、清潔さなどの指摘を受けると店舗内はある意味カオスです。

マネージャーは御立腹で店先に現れ、「いつも言ってるよね?ちゃんとやって。」と言い残します。

 

店先には4人のショップアシスタントがいるのですが、2.5人が清掃、1.5人が接客という状況になります。笑

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現在の社会情勢の中で働くことができるだけでもラッキーなので、感謝の気持ちは常に持っているつもりです。

また、あくまでブログのネタなので、この状況にひどいストレスを抱えているわけではありません。

 

究極に納得できない時以外はいつもニコニコとして、上の言うことに「NO」と言わない社畜根性が染みついています。

結局は常に自分の思いを言える程の勇気と英語力を持ち合わせていないだけですね。

 

そして、これまでにもこういうタイプの上司は日本にもいましたし、周りに変化を求めても無駄なので、思い詰めない程度に私自身が柔軟に対応する以外の対処法を私は知りません。笑

 

同僚たちも思うところはあるとはいえ、マネージャーとうまくやっています。

しかし、本日の話を聞いていると私の思っていた以上にみんな溜め込んでいたんだなと感じました。笑

 

うん、本当に話が止まらなかった。

いつもは楽しそうにプライベートのことを語っている同僚たちが、仕事についてあれだけ熱弁している姿は衝撃的でした。

 

結果的に今までのやり方で間違っていた部分もあり、現マネージャーの言っていることも理解できる。「ある程度の妥協をお互いにして、良い方法を作っていこうぜ!」というところで落ち着いていました。

 

その後は次のオフになにをするのかだとか、安く自転車を手に入れるお店について情報交換したりだとかいつも通りの会話でした。

 

イギリスに来てから初めてこんな経験をし、日本でのサラリーマン時代をふと思い出しました。

「毎日仕事終わりに飲んでは仕事のこと話してたなー。」なんてね。

 

およそ2年前は全く英語が話せなかった自分がこういった会話に入れているだけでも、少しは社会、コミュニティに参加できているのかなという気持ちにもなりました。

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つらつらと書いてきましたが、もう少し時間が必要とはいえ、良いチームになっていくのは間違いないと思います。

なぜなら英語が話せない私をうまくコントロールし続けた彼らならうまくやるに違いないからです。

 

残り2ヶ月程度。

私が働いている間に良いチームに仕上がっていたいですし、少しでも私という存在がその助けになれば良いなと思った本日の出来事でした。

 

それでは本日はこの辺りで。

Have a good night :)