おじホリ。〜30歳からのワーキングホリデー〜

30歳、語学力がかなり乏しい状態で渡英。イギリスにてワーキングホリデーをしております。出国前は大きな決断と思っていましたが、来てみればなんだかんだ生活できています。イギリスでの経験や、日々思ったことなどいろいろ書いていきます。

【世界基準、世界遺産、グリニッジ】かつての世界の中心?

こんばんは、Ojiです。

 

本日は6連勤明けのオフでした。

朝から洗濯をし、YouTubeを見るという生活。

 

このYouTube時間をもっと有効に使い、学びの時間にしていきたいと考えていますが中々難しいです。

 

「あなたへのおすすめ」的な感じで次から次へと興味をそそられる動画が出てきてしまい、中々やめられません。完全に戦略に踊らされています。

 

そんな本日は、お昼からGreenwich(グリニッジ)へ行って来ました。

そうです、グリニッジ天文台があるあのグリニッジです。

 

この町はセントラルロンドンからTubeで30分ほどのロンドン南東部に位置する町です。

このグリニッジという町は「時刻」に関して有名なだけではなく、「河港都市」としても有名であり、大航海時代を支えてきた町でもあります。

 

世界遺産にも登録されている町らしく、それだけ歴史ある町なのでしょう。

グリニッジパークへの最寄駅であるCutty Sark駅まで行けばよかったのですが、North Greenwich駅にて友人と待ち合わせ。

 

駅に到着してまず、「なんかこの辺り新しいぞ!!!」と思いました。

ロンドン東部はロンドンオリンピックの影響でかなり開発され、治安も良くなったと聞いたことはありました。その影響なのかはよく分かりませんが、とにかく新しいビルが多いという印象でした。

 

駅前はこんな感じです。

f:id:ojihori:20200708074153j:plain

「同じロンドンなのか!?」と思ってしまうほど近代っぽい街並み。

 

COSTA(チェーン店のカフェ)が入っているビルも私にはお洒落すぎたので、コーヒーが飲みたい気持ちを抑えて入店を諦めました。笑

f:id:ojihori:20200708074140j:plain

 

旧ミレニアム・ドーム、「The O2」にも行きましたが、シアターはもちろん社会情勢により閉館中で、商業施設部分のみオープンしている形でした。

f:id:ojihori:20200708074756j:plain

そこからバスに乗って、グリニッジパークまで行く選択が1番賢い方法だったのですが、なぜか私たちは徒歩を選択しました。

 

およそ40分間ほど話しながらひたすら歩く。

お互いに30歳を超えており、友人もきっとしんどいと思っていたはずですが、口に出すとよりしんどく感じるので、あえてお互い口には出しません。笑

コロナのこともあるので、良い意味で周りに気を使う必要なく会話のできる良い時間でした。

 

やっとの思いでグリニッジパークへ到着。

公園内に入ると早速「旧王立海軍学校」を目にしました。

 

元々は船乗りのための病院として建てられたらしいのですが、その後王立海軍学校として利用されていたようです。

20年ほど前にその役目を終えると、今でもグリニッジ大学が利用している一部の施設を除き、無料開放されています。

 

この建物は英国バロック様式の建物として最大級のものであり、セント・ポール大聖堂でも有名な建築家、クリストファー・レンが手掛けたものです。

残念ながら現在は入ることができませんでしたが、壮大な建物の外観を拝めただけでも良い思い出となりました。

 

続いて、公園内の小高い丘を登ってグリニッジ天文台へ。

この道が結構な傾斜です。既におよそ1時間歩いている私には非常に厳しい傾斜でした。笑

 

その丘を登り切ると本日最大の目的地である天文台に到着です。

まず、登り切った際に思ったことは「天文台とかどうでも良い。」です。

その理由がこれ。

f:id:ojihori:20200708075154j:plain

左右対象となっている旧王立海軍学校とロンドンの街がとんでもなく美しい。

もう少し天気が良ければまた違った見え方がするのでしょう。

 

この景色をしばらく眺めた後、すぐ隣のグリニッジ天文台へ。

 

歴史はあるのでしょうが、大した感動はありませんでした。笑

中に入ることができないということは事前情報で分かっていましたが、あまりにも平凡な建物でした。

f:id:ojihori:20200708075843j:plain

建造物や世界史マニアでもなく、天文台のことも大してよくわかっていないミーハーな私。

さすがにこればかりは入ってみないと感動もなにもないと感じました。

 

一応記念として写真は数枚撮りましたが、肝心の経度0度グリニッジ子午線の写真ポイントすらも行くことができなかったです。

f:id:ojihori:20200708075852j:plain

一応、訪れたことがわかるような1枚。

 

そして、それっぽい24時間時計を見つけたので撮影しておきました。笑

f:id:ojihori:20200708075858j:plain

さすがに中に入ってみないと物足りないと感じたので、ここに関してはビザが切れる前に開館するのであれば、もう1度訪れたいです。

 

その後公園から出て食事。匂いに惹かれて中華にしましたが、恐ろしいほどのボリュームでした。笑

そして、それよりも何よりもおよそ3ヶ月ぶりの外食。お店の中で食事ができる喜びが凄まじかったです。

 

食事を終えて帰る際に最寄駅まで歩いていると巨大な船を発見。

f:id:ojihori:20200708080750j:plain

この船はカティ・サーク号と呼ばれる船らしいです。

1860年代後半に造船され、当時は世界最速レベルのスピードを誇り、紅茶の輸送時に大活躍だったそうです。

詳しくは調べていないのですが、歴史的価値があるものなんでしょうね、きっと。

 

有名な町だというのはなんとなく知ってはいましたが、訪れたことのなかったグリニッジ

セントラルロンドンからのアクセスもよく、帰り道は初めてのDLRを乗ることができ、天文台のことを含めたとしてもかなり満足できる町でした。

 

まだまだロンドン内にもイギリス国内にも行きたいところがたくさんあるので、少しずつ休みの日を利用して訪れていきたいと思います。

 

それでは本日はこの辺りで。

Have a good night :D