【イギリス、日帰りスポット、ウィンザー】ロンドンから30分の城下町でゆっくり過ごす
こんにちは、Ojiです。
本日はお休み、そして曇天です。
本日やったことと言えば、HMRC(税金関係の機関)とTax return関係(所得税の還付手続きみたいなもの)のやり取りをし、必要書類を記入。郵便局へ行って発送してきたぐらいです。
本来ならばこんなことをやらなくても良いはずなのに、かれこれ2ヶ月ほど税金関係の面倒な手続きをしている私。
元勤務先と公的機関とのやり取りのミスが原因なのに、なんで俺がいろいろ動く必要があるのか意味わからん。はぁ、早く終わらせたい。
さて、本日はWindsor(ウィンザー)に行ってきた話です。
この町はロンドンの西側にあるバークシャーに属し、ウィンザー城とイートン・カレッジという名門校で有名です。
城が丘の上に建てられており、そのふもとをテムズ川が流れ、対岸にイートン・カレッジが位置します。人口は3万人程度らしいのですが、年間700万人程の観光客が訪れる町です。
私は電車を利用して行きました。
GWR(Great Western Railway)を利用し、Paddington駅からWindsor & Eton Central駅まで。所要時間はおよそ30分。
Paddington駅の次の駅である、Slough駅で乗り換えし、Windsor & Eton Central行きに乗り換えました。Slough駅は大きな駅ではないため、乗り換えも迷うことなく難なく終えました。
また、Slough駅からWindsor & Eton Central駅までも1駅でしたので思っていたよりあっさりウィンザーに到着しました。
GWRのチケットはオンラインもしくは、駅の券売機で購入可能です。
このチケットについて、私の失敗からご注意いただきたい点があります。
それは、Paddington駅の改札はOyster Cardで通過できてしまうという点です。
Oyster CardでPaddington駅の改札を通過できたとしても、Windsor & Eton Central駅はTFL(Transport for London)の管轄ではないため、当然改札を出る際にOyster Cardをタッチするような設備はありません。
みなさん良心を持っていると思いますので大丈夫だとは思いますが、そもそもWindsor & Eton Central駅には改札自体が存在しないので、切符を買わずともPaddington駅の改札を通過さえすれば、やり過ごすことも可能でしょうね。
で、Paddington駅をOyster Cardで通過するとなにが起きてしまうかということについてですが、罰金が課せられます。
Oyster Cardは駅構内へ入る際と、出る際の両方で適切にタッチしていないと罰金が課せられるシステムになっております。
今回のケースで行くと、Oyster CardでPaddington駅の改札を通過し、Windsor & Eton Central駅に到着。
そして前述のように、Windsor & Eton Central駅はOyster Cardをタッチする設備がない。そもそもWindsor & Eton Central駅はTFLが管轄している路線ではないため、Oyster Cardの適応範囲外。
つまり、Oyster Cardの記録上では、Paddington駅でいずれかの列車に乗って、どこかの駅で下車し、改札を通過せずにそのまま去ってしまったということになります。もちろんこれは罰金の対象です。
罰金になったとしても返金されることもありますが、せっかく旅行で来ているのに罰金で嫌な思いをしたり、返金という面倒な手続きに時間を費やすのはもったいないので、参考程度にどうぞ。
Oyster Cardについては以前に少し詳しく書いたものがありますので、よろしければご確認ください。
ojihori.hatenablog.com少しややこしい話をしましたが、つまりは行く場所に応じて適切なチケットを購入し、旅を楽しみましょうという当たり前のことです。
もちろんこれだけ説明ができるということは、私はしっかり間違えたということです。
Paddington駅をOyster Cardで通過し、Windsor & Eton Central駅にて駅員さんにOyster Cardのタッチする場所を確認。
Oyster Card適応範囲外ということでPaddington駅とWindsor & Eton Central駅の往復券をWindsor & Eton Central駅にて購入しました。
意図的にやったわけではないと説明すると、Oyster Card上で一時的に罰金は取られるが、TFLに状況を説明をすることができれば罰金分はOyster Cardに返金されるとのことでした。優しい駅員さんで良かった。笑
ちなみに£22が罰金としてOyster Cardから引かれていましたが、先程その返金手続きを済ませたところです。
長々とウィンザーまでの道のりにつきましたが、ウィンザーの町そのものは「さすが城下町!」という印象でした。
駅近くの通りから見るウィンザー城。遮るものはなにもありませんでした。
このウィンザー城は11世紀から利用されており、およそ900年もの間利用され続けています。現在も住居者がいる城としては世界最大かつ、ヨーロッパでは最も長く利用されている王宮らしいです。
現女王エリザベス2世はこの城がお気に入りのようで週末には頻繁に訪れているという話を聞いたことがあります。
敷地内の中央に位置するラウンドタワーに女王旗が掲げられていれば女王がご滞在しており、不在時には国旗(ユニオンジャック)が掲げられているようです。
続いて向かったのが、イートン・カレッジ。
この学校は日本で言うところの全寮制中高一貫の私立男子校です。
1440年にヘンリー6世により設立されたとても歴史のある学校で、イギリスで1番の名門校とも言われているそうです。
各界への著名人はもちろんのこと、およそ20名の歴代イギリス首相がこのイートン・カレッジ出身だそうです。
正直学業のことはあまりよくわからないのですが、とんでもなく頭が良く、頭脳以外でもいろいろな意味で選ばれた人しか入学のできない学校なのだと思います。
社会情勢もあり、残念ながらウィンザー城、イートン・カレッジ共に敷地内を見学することはできませんでしたが、外観だけでも見る価値はありでした。
その後はウィンザー・グレート・パークへ。
ウィンザー城からまっすぐと伸びるThe long walk。
私は全てを歩くことはしませんでしたが、この道は4.5キロほどあり、ゴールには乗馬しているジョージ3世の銅像が待ってくれているようです。
このウィンザー・グレート・パークはイギリスで最も広い公園だそうです。
総面積は2,800万㎡を超えます。
以前の記事であれだけ広い広いと書いていたリッチモンドパークがおよそ950万㎡。そのリッチモンドパークの約3倍なので、どれだけ広いのかはご想像の通りです。
ここで友人とフィッシュアンドチップスを食べて、ビールを飲みながら休憩です。
ウィンザー城を眺めながら、公園でフィッシュアンドチップス。
完全にイギリスかぶれした奴になっていたと思います。
ちなみにビールは、前回の記事でも登場しましたオランダビールHeinekenをいただきました。笑
コロナウイルスの影響もあり、海外旅行に行くハードルが高まってしまったので、少しずつイギリス国内を廻っていこうと考えている今日この頃。
今回のウィンザーはロンドン中心部からも非常に近く、今現在は観光客もあまりいなかったため、非常に過ごしやすい場所でした。
ぶらりと歩きしながら、歴史を感じることができる町、ウィンザー。
ロンドンに来た際に、「少し都会に疲れたなー」なんて日は日帰りでお手軽に行くことのできるこの町でゆっくりするのも乙な時間の過ごし方かもしれませんね。
それでは。Have a good evening :)