おじホリ。〜30歳からのワーキングホリデー〜

30歳、語学力がかなり乏しい状態で渡英。イギリスにてワーキングホリデーをしております。出国前は大きな決断と思っていましたが、来てみればなんだかんだ生活できています。イギリスでの経験や、日々思ったことなどいろいろ書いていきます。

【ロンドン、移動手段、BOLT】まだまだ寒い夜のロンドンでの出来事

こんにちは。Ojiです。

 

昨日の夜にアップする予定だったのですが、寝落ちしておりました。

というわけで、今回は私の長ーい日曜日についてです。

時間軸がズレますが、日曜日の出来事ですので、よろしければご覧ください :)


————————————————————

こんばんは、Ojiです。


本日は天気が良い。暑すぎることもなく非常に過ごしやすいです。

元々はグリニッジに行こうかと思っておりましたが、昨夜がとても長い1日になってしまったため、部屋でゆっくり、まったりしております。

 

いやー、まじで昨日は長い1日だったな。

 

朝から夕方まではいつも通り仕事です。

昨日は父の日だったこともあり、職場はケータリング、deliveroo(UberEatsのようなもの)、お店独自のデリバリーサービス、そしてテイクアウェイのお客さんの対応とまじで大忙し。

 

普段の閉店後は各々が好きな音楽を順番に店内に流し、和気あいあいとおしゃべりをしながら片付けをするのですが、昨日は違いました。

従業員全員ヘロヘロになるまで働き詰めたので、ほとんど誰も話さずに黙々と片付けが終わります。笑

 

やっとの思いで帰宅。(夕方6時ごろ)

 

部屋着に着替えて「さぁゴロゴロしよう!」と意気込んでいたところに友人から電話。

長いこと話をしてしまい、その後はレアル・マドリードの試合を観戦。

 

結局最後まで試合を観戦し、夜11時ごろ。

「お腹空いたなー」と思い、キッチンへ。

電子ケトルでお湯を沸かしている間に一服でもしようと思い、タバコとライターを持って外へ出ました。

 

ガチャン。

いつも通りドアを閉めて、一服。

 

「はー、今日は本当に疲れたなー。明日は休みだ。わーい!」とか思いながら一服を終えます。

 

そして「さて!ご飯でも作ろうか!」とポケットから鍵を取り出します。

 

 

 

ん!んんん!

 

 

 

え?まじ?

 

 

 

鍵持ってくるの忘れたorz

 

オートロックの我が家。これまでも何度か鍵を忘れて閉め出しに遭いましたが、毎回在宅の大家さんにドアを開けてもらっていました。

 

しかし、昨日は父の日です。

大家さんは父親のもとに出かけており、夜遅くまで帰ってこないとのこと。

 

ちーん……… 

f:id:ojihori:20200623030039j:plain

昨晩は結構冷え込んでいました。

そして私は部屋着に着替えており、半袖ハーパンです。本当に寒かった。

 

頼れるような友人もコロナウイルスの影響であまりイギリスに残っていません。

家の近くで頼れそうな友人は1名。

 

早速電話。出ない。笑

そして、携帯の充電は残り7%

 

持ち物は充電が切れそうな携帯、ライターのみ。半袖ハーパンという服装も踏まえると、RPGの主人公の初期装備よりも弱い。

 

大家さんが帰って来るまで待っていようか悩みましたが、帰りは午前2時ごろになるとのこと。

 

3時間も待つには寒すぎると判断し、別の友人(私の家からtubeで45分程度)へ電話。ありがたいことに彼が家に入れてくれるとのことでtubeの駅まで行きます。

 

駅まで歩いたところで1日の疲れがピークに達します。

そしてこれから45分も地下鉄に乗りたくないとふと思い、「BOLT」で友人宅まで向かおうと思い立ちます。

 

このBOLT、エストニアにて誕生した配車サービスなのですが、2019年にロンドンでもサービスが開始されています。サービス事態は「Uber」と遜色ありません。

同等のサービスにも関わらず、価格帯が安いのです。(シーズンや時間帯にもよりますが)

 

ロンドンだけでなく、ヨーロッパの各地でサービスが開始されているのですが、詳しいサービス対応地域についてはBOLTのホームページでご確認ください。

bolt.eu

アプリへの登録も電話番号とクレジットカード情報を入力するのみ。

アプリ上で支払いをしたくないという人は、アプリの「Payments」から設定変更ができ、Apple Payでの支払いも選択ができますよ。

 

使い方も非常に簡単。

自分の位置情報から目的地のポストコード(郵便番号)を入力。

すると、見積もり金額が画面に表示されます。

車のグレードも何種類か提示され、グレードに応じて金額が変わってきます。

 

引っ越しや、帰国の際など大荷物の方はグレードを選ぶ必要があるかもしれませんが、基本的に最安値のグレードでもプリウスなどが配車されます。

私は最安値のグレードしか利用したことがありませんが、とんでもなく古い、汚いなど嫌な思いを経験したことはありません。 

 

グレードを選択すると「ドライバーを探しています。」というような表示がされます。

そして、ドライバーさんが見つかると、その車の車種、ナンバー、ドライバーさんの顔写真が画面に表示されます。ドライバーさんと電話をすることもできるので、どの車なのか判断がつかない場合でも困ることはありません。

 

初めて登録される方は、プロモーションコードの入力を忘れずにしましょう。

これを入力するだけで初回利用時に£10以上の割引が受けられました。

 

既にBOLTを利用している方のプロモーションコードを入力することで、双方に割引が適応されます。そのため、ネットで適当に検索すればどなたかのプロモーションコードを見つけることができると思います。

現時点で使う予定がなくとも、割引期限も割と長いので、登録だけでもしておけば緊急時にすぐに利用できますよ!

 

説明が過ぎました。昨日の話に戻ります。

f:id:ojihori:20200623030501j:plain
早速、駅前でBOLTのアプリを開きます。位置情報を使うこのアプリ。

もちろん充電が切れそうな携帯への負担も大きいです。

 

そして予約をしている最中に突然携帯がブラックアウト。

そうです。充電が切れたのです。

 

まじか。

 

充電がない今、Apple Payで地下鉄に乗ることもできません。事情を説明すれば、おそらく駅員さんも改札を通してくれるだろうと思いますが、もはやそんな気力もありません。

 

こんな寒空の下で3時間も大家さんの帰りを待たなければいけないのかと覚悟し、打ちひしがれます。この時のヘコみ様は尋常ではなかった。笑

 

自分のバカさ加減に呆然とし、苛立ちも込み上げます。その場で「あーあ。だりぃわー」と思いながらタバコに火をつけようと思いましたが、ポケットの中にはライターと充電が切れた携帯しかありません。

 

そして何度も言いますが、私の服装は半袖ハーパン。寒い。

 

駅前で「寒いなー」と思いながらも、打つ手がなく現実逃避をして空を眺めていること約5分。突然、1台の車が私の前に止まります。

 

ドライバーが窓を開け、急に私の名前を呼びました。

「え?誰この人?」

見たこともない人が私の名前を呼ぶのです。

 

話をしてみると、彼はBOLTのドライバーさん。私からの予約を受けているとのことです。

私の携帯上では、「ドライバーを探しています。」という状態で充電が切れたのですが、どうやら予約が完了していたみたいです。本当に助かった。

 

車内では携帯の充電をさせてもらい、私の身に起きたことをドライバーさんに話し続けました。

なんてBad dayなんだと延々と談笑し、最後には懐かしのDaniel PowterのBad Dayを車内で流しながら2人で熱唱。 

youtu.be

話が盛り上がったせいか、車で30分ほどの道のりもあっという間。

私は無事に友人宅に到着し、なんとか難を逃れることができました。

価格帯だけではなく、昨日の思い出込みで私はUberよりも俄然BOLT派です。笑 

 

本当に長い1日でした。今日が休みで本当に良かった。

 

みなさんもお出かけの際には忘れ物にご注意くださいね!

では、今回は私の長い1日とBOLTについてでした。

have a good night ;)