【ワーホリ、職探し】CVの重要性を痛感した話
こんばんは、Ojiです。
職場に復帰して以降、慢性的な疲労に襲われています。
疲れが溜まるのに比例して初心を忘れてしまう。
「あぁ、仕事だりぃー」と思う度に仕事に復帰することが決まった際に書いた記事を読んでは、「貴重な時間を大切にせねば。初心忘るべからず!」と自分に言い聞かせております。
これはブログを始めて本当に良かったと思える点ですね。
日記なども特につけることがなかったので、ブログをきっかけにいろいろな感情が思い出せるのはありがたいです。
よろしければご覧いただけると嬉しいです。
そしてもう一つ、前回の記事にも書いたのですが、アクセス数が急激に伸びた件につきまして。
私が調べた限りですと、とある方が私の記事をブックマークして頂き、ご自身の記事にて言及して頂いたおかげでアクセス数が伸びた模様です。
アクセス数1桁の状態から多くの方にはてなスターをつけて頂き、更には読者様にもなっていただけるというありがたい状況。言及して頂いたブログ主さんはもちろん、皆様には本当に感謝感謝です。
そのブログ主さんをご紹介させていただきたいのですが、無許可でリンクを貼っても良いのかがわからない。(その点を整理してなんとか恩返ししたいです。)
ブログの世界は思っていたよりも奥深い。まだまだ未知のことが盛り沢山です。
私の影響力など小さいものですが、もう少し情報を整理した後に可能であればその方をご紹介させていただきたいと思います。
さて、本日は私がイギリスで経験した職探しについて書いていきたいと思います。
私がこちらに来て経験した仕事は大きく2つです。
1つ目はジャパレスでのバイト。ウェイター。
2つ目はカフェでのフルタイムジョブ。ショップアシスタント兼バリスタです。
(一応、コーヒーを淹れています。響きが良いのでバリスタと言わせてくださいw)
では、どのように探したのか。1つ目のジャパレスはMixBというサイトです。
このジャパレスに関しては、ワーホリに来ている(目指している)みなさんも特段困ることは無いかと思いますのでどういう流れでこのバイトを得たのか割愛します。ただ単に日本人同士で面接した程度です。
(ワーホリに来たばかりで右も左も分からないという方は以前の記事にMixBというサイトについて書いておりますのでよろしければ参考にしてください。)
その当時の状況としましては、語学学校に通っており、授業が終わるのが午後4時ごろ。
そして、午後4時半から閉店まで(日に寄りますが午前0時ぐらい)働いていました。
このジャパレス、学校から歩いて5分ほどで通勤可能だったのと、まかない、終業後のビールなど給与以外の部分に魅力の多い環境でした。
働きながら、食事代、飲み代が節約できるのは経済的にかなり助かりました。
毎日朝9時から午後4時ごろまで学校へ行き、週3、4回ジャパレスでバイトという生活を語学学校を卒業するまでの9ヶ月間行っていました。
お客さんは70%程度外国人でしたが、職場内での会話は100%日本語。そのため、最低限必要な接客英語の初歩をなんとなく学んだという感覚です。
英語云々というよりは、学生生活に重きを置きながらお金を稼げるという点と、まかないにより経済的に助かるという点が大きく、 学生生活が終わるまでの繋ぎのような感覚でジャパレスでのバイトを続けていました。
続いて2つ目。カフェでのフルタイムジョブについてです。
学校を卒業する1ヶ月前ぐらいからフルタイムでの職探しを始めました。
まず、どのようにこのカフェでの仕事を見つけたかと言いますと、Indeed UKという転職サイトです。
こちらのサイトに自身のCV(履歴書)をアップし、家から近いカフェへ手当たり次第応募。面接を経て採用されました。
日本の転職サイトと同じような流れです。
(Indeed UKのサイトはこちらです。)
なぜカフェに限定をして職探しをしたのか。
「ロンドンのカフェで働いている」というのがカッコよく聞こえるかなと思ったからです。
というのは冗談です、すいません。笑
もちろんその気持ちも少しはありましたが、主な理由は以下の2つです。
①イートインのお客さんの回転率が高く、テイクアウェイも含めると不特定多数の人々とコミュニケーションを取る機会が多い。様々な人々(様々な特徴のある英語)と繰り返しコミュニケーションを取ることで、語学力向上に繋がる。
②オフィスワークをイギリスではやりたくない。日本で嫌というほどやって来た自負があるので、せっかくの機会を活かして日本での経歴とは全く異なる業界で働いてみたい。
これら2つの理由でカフェにしました。
そして、家から近いという条件を加えたことについてですが「どうしても働きたい!」と思うような場所ではない限り、通勤に時間やお金を伝うのが非効率的だと感じたからです。
先ほど触れた転職サイトのIndeed UKですが、ポストコード(郵便番号)で職場検索をすることが可能です。
特段「このカフェで働きたい」という候補がなかった私にとって、このポストコード検索はかなり役立ちました。
私が最初に取りかかったことはCV(履歴書)の作成です。
CVがなければ、前述の転職サイトもまともに利用することができません。
私が思うに、ワーホリでの職探しで重要なのは面接よりもCV作成。
職探しの75%以上のウェイトを占めると言っても過言ではないと思います。
このCV作成にはかなりの時間と労力を費やしました。
語学学校生活が長かったこともあり、学校に飽き飽きしていた私は、授業には出席せずに図書室でCVを作っては先生にチェックを依頼するという日もしばしばありました。
また、パブで出会ったネイティブの友人にも何度もチェックしてもらい、修正を加えていきました。(ちなみに彼と初めて出会った日、彼はチノパンの右後ろポケットにスパナを入れていたため、スパナマンとひっそり呼んでいます。笑)
作成期間およそ2週間、なんとか自分なりのCVを完成させます。
多くの先生、そしてスパナマンの力を借りて作成したCV。満を持してIndeed UKにCVをアップしました。
先ほどお伝えした、ポストコード(郵便番号)検索の機能を利用し、家から近いカフェへ手当たり次第応募をしていきます。
さすがに1件ぐらいは面接を受けることになるだろうと根拠のない自信。
しかし、待てど暮らせど、どこからも連絡が入りません。最初は転職サイトのバグを疑いましたが、どうやらCVの段階で落ちる人に対しては応募先から不採用の連絡が入ることはないようです。(他の人たちがどうなのかは知りませんが、私の場合はそうでした。)
「不採用=返信なし」
わかりやすいようで、わかりにくい。
個人的には不採用の連絡が入るよりも心へのダメージは大きかったです。笑
淡い期待を見事に裏切って、全滅。
面接というステージに立つことすらできず、絶望しました。
先ほどお伝えしたとおり、多くの時間と労力を費やし、当時持ち合わせていた語学力を最大限に活用して作成した渾身のCV。
このCVが全く通用しないという現実を突きつけられた時は本当に立ち直れないほど落ち込みました。 面接0件という絶望を味わってから、もう1度CVの問題点を洗い出し、作り直す意欲のなど微塵も湧きませんでした。
しかし、ここで立ち止まっているわけにもいかない。
そこで私はとあるアイデアを思いつきます。
それは、「人のCVを見て参考にしよう!(コピペしよう!)」というものでした。
早速、スパナマンに参考のためにCVを見せて欲しいと依頼。
話の早いスパナマンは、私が参考で見せて欲しいと言っただけなのにも関わらず、「俺のやつコピペして使えよ!」という甘い言葉とともにCVのデータを私に送ってくれました。笑
後はスパナマンのCVを自分のバージョンに変えるだけなので簡単です。全滅した自作のCVに費やした時間がバカらしいと思えるスピードでクオリティの高いCVを完成させます。
このCV作成方法が良いことだとは到底言えませんが、当時の英語力だけでは挑戦不可能なステージに行くためには必要な助けだったと考えています。
念のためお伝えしますが、私は彼のアイデアを本人了承のもとで拝借し、自分のバージョンに加除修正しました。CVに虚偽内容は一切記載していませんのでご安心を。笑
いざ、完成したCVをアップ。
そして、前回不採用となったカフェも含めて手当たり次第再応募。
これで見つからなかったら色々考え直さないといけないなーと思いつつ、返事を待ちます。
そして結果は…
面白いほど面接案内が届きました。
応募したその日のうちに2件の面接案内をゲット。
結果的に10件以上の面接案内を得たのです。
やはり持つべきものは友です。笑
その後は面接案内を頂いたカフェのうち数件の面接を受け、ある程度の採用確約を確保した段階で、その他の面接は全て辞退の連絡をしました。
面接に伺った際にこちらが確認したことといえば、日本人が1人も在籍していないことぐらいです。(私の性格上、日本人が職場に居てしまうとその人に頼ってしまうことが容易に想像ができましたので。日本人が在籍している場合は面接が始まって早々に辞退していました。)
その他給与面なども面接で多少は確認しましたが、基本的にIndeed UKで確認ができます。
他のカフェと比較して絶望的に給与額や福利厚生が悪くない限りは特に問題視していませんでした。
面接については、人間性によって結果が変わるものだと私は思っているので、私から特段言及できることはありません。
私から言える唯一のアドバイスのようなものは、
「自分をさらけ出すのを恐れずに思い切ってみましょう。」
ということぐらいです。笑
大まかな流れになってしまいますが、このような形でカフェでのフルタイムジョブを無事にゲットしました。
ちなみに今働いているカフェでの面接。面接中に色々なミラクルが発生して採用をしていただくことになりました。
その話はまた別の機会にさせていただければと思います。
それでは、本日はこの辺りで。see you soon ;)