おじホリ。〜30歳からのワーキングホリデー〜

30歳、語学力がかなり乏しい状態で渡英。イギリスにてワーキングホリデーをしております。出国前は大きな決断と思っていましたが、来てみればなんだかんだ生活できています。イギリスでの経験や、日々思ったことなどいろいろ書いていきます。

【ワーホリ、イギリス、部屋探し】理想、妥協、納得

こんにちは。

Googleアナリティクスを導入したものの、イマイチ要領を掴んでいない32歳、Ojiです。

 

2ヶ月ぶりの5日勤務を終え、休日を迎えました。

いやー、これまでずっと休みみたいなものでしたが、少し違った気分で休日を迎えております。

 

まずは朝一に思ったことですが、足の倦怠感が尋常ではない。笑

ひしひしと体力の衰えを感じている今日この頃です。

 

こんなに疲労を感じることができるのはありがたいことですが、果たしてこのポジティブな気持ちはいつまで続くのだろうか…笑

 

さて今回は、私が部屋探しをした際のことについて書かせて頂こうと思います。

  「ワーホリに来て、まず壁にぶつかる事ランキング(俺調べ)の中位にランクインするこのイベント。 

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当時はコーラを買うにも日本円に換算し、衝撃的な物価に悶絶しておりました。

そんな物価の街で生きていくにあたり、1ヶ月生活するのにどれほどの支出になるのかも把握していませんし、今後の収入見込みも不透明。

貯金を切り崩して生活していた状況でしたので、可能な限り節約をしたい。

 

そのような金銭面の不安を抱きつつ、少し古く、狭い部屋であっても「1Kぐらいの部屋があれば良いなー」と思いながら、日本での部屋探しのテンションで物件情報を開きました。

 

 物件情報のチェックはMixBとspare roomを利用しました。

(MixBついての詳細は下記記事にまとめています。)

ojihori.hatenablog.com

spare roomのURLはこちらです。

www.spareroom.co.uk

(spare roomはMixBと比べると選択肢が多い印象ですが、新着物件の広告主とコンタクトを取るには課金が必要であったりと様々な課金ゲー要素が豊富なので、ワーホリ初期の部屋探しでは正直あまり役立ちませんでした。ちなみに私はアプリバージョンを使っていました。)

 

で、物件情報を開いた際の感想はと言いますと、 

 

は!?なにこれ!?( ;∀;)

 

ただただ愕然としました。

日本で言うところの1人暮らしができる環境、とんでもなく家賃が高い。

 

あぁ、無理だ…」と一瞬で悟りました。

 

ここで初めてロンドンお部屋事情の現実を知りました。

「ロンドンの家賃はめちゃくちゃ高い。」そう聞いたことはあるものの、実際どれほどの相場なのかを調べたことがなく、無知な自分を情けなくも感じました。笑

 

思い描いていたような部屋に住むには予算の何倍ものお金が必要だったので、考える余地もなく即諦め、次の手を打つことに。

 

では次の選択として、フラットシェアかルームシェアのどちらにするのか。

 

当時はフラットシェアとルームシェアの違いもよくわからなかったので一応。

フラットシェア → 何人かと同じ屋根の下で生活。部屋は別々なので個人の空間有り。キッチン、シャワーやトイレなどは共有。

ルームシェア → 何人かと同じ屋根の下で生活。更に部屋も数名で共有(部屋の中に個人の領域有り。)キッチン、シャワーやトイレなども共有。

 

ここの選択は、迷うことなくフラットシェア。

 その上で、部屋探しの条件を絞りました。

 

ちなみに私が新たに考えた条件がこちら。(その他もろもろありますが大まかに)

・ダブルルーム

・家賃£500/月 以下

水道光熱費などの費用すべて込み

・ZONE2以内

・駅から徒歩10分以内

・大家別居

・同居者に日本人いない

Wi-Fi完備

・洗濯機有り

・シャワー圧強め

 

ええ。そうなんです。部屋探し経験者の方であればわかると思いますが、こんな条件をオールクリアする物件はほとんどありません。(むしろあるのだろうか…)

 

これでは見つからないと思い、部屋の大きさという点は妥協。

シングルルームに条件変更したことで、条件に近い物件をいくつか見つけることができ、次のステップ、内見依頼の連絡です。

ここでも立ちはだかる英語の壁。

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広告主が日本の方であれば気兼ねなく連絡可能ですが、外国人の方もたくさんいらっしゃいます。(spare roomは英語のみ?)

 

送信したい内容を長時間かけて英語に翻訳し、失礼な文章ではないかと何度もチェック、心の準備を整えた上で送信した英文でのメール。

送信しただけにも関わらず、妙な達成感と「部屋が見つかる」という期待感。

(ちなみに…当時は電話でのやり取りが不可能な英語レベルでしたので、メールでのコンタクトが取ることができない物件は強制的に対象外となっていました。笑)

 

そして結果は…返事が来ない!!!!

 

日本では中々考えづらいですが、広告主にメールを送信したところで返事が来ないということは当たり前のように発生します。

数日後、数週間後に返事が来るケースもちらほらありますが。

 

前述にもあるように大きな労力を費やして英文メールを作成した達成感、そして部屋が見つかるという期待感を勝手に抱いていたため、返事が来ないことに対する精神的ダメージは割と大きなものでした。笑

 

何度も諦めたくなりましたが、ホームステイの期限もあるので先延ばしにはできない。

とにかく物件情報を確認し続け、少しでも良いと思う度に連絡を取りました。

そんなことを続けていると数件は連絡が返ってきます。

 

そして第3のステップ、内見です。

拙い英語でなんとか内見の約束を取り付け、いざ内見へ。

これは日本でもあるあるですが、写真と現物は驚くほど違いました。

私が内見に行った中でどうしても受け入けられなかった点は以下の3つです。

 

・共有部分が異常に汚い、臭い(住んだ場合、汚れや匂いを気にして自分だけが掃除をするということが容易にイメージできたので)

・物件情報には出ていない細かい費用を払わなければならない(全部書いてほしいまじで)

Wi-Fiが弱い(ネット環境が万全ではないのは、個人的には住む価値なし)

 

Wi-Fiについてですが、私にとっては本当に重要。

内見に行った際には、自分の部屋のどの位置からもWi-Fiが受信でき、スムーズにネットが使えるのかを必ずチェックしていました。

Wi-Fiが弱いため、この物件には入らない旨を伝えると対処していただける大家さんも結構いらっしゃいます。みなさんもこのWi-Fiチェック、是非やってみてください。

 

結果的に目ぼしい物件は全て納得できず、全て断りました。

予算に対して求めたレベルが高すぎた。笑

  

そんなことをしていると、あっという間に1ヶ月が経とうとしていました。 

ホームステイ期間が終わろうとしているある日、私は期間内に部屋が見つけられない&見つかったとしても引っ越しが間に合わないと判断し、ホームステイ先に滞在期間延長の依頼をし、1ヶ月延長をすることに決定。

 

私の愉快なホストファミリーについてはこちらの記事に書かせていただいております。 

ojihori.hatenablog.com

 部屋探し2ヶ月目に入っても、私の理想とする物件は見つけることはできませんでした。

 

しかし、ホームステイ先にこれ以上滞在するという選択は自分としてはあまり良い選択とは思えなかったため、2ヶ月目のホームステイ期間終了直前に「なんとか住めるだろう!」と納得できる程度の部屋を見つけ、引っ越すこと。

 

入居前は「なんか微妙だなー」と思っていましたが、住めば都という言葉があるように、その部屋には結構長く住んでいました。

特に大家同居という点はホームステイ経験で免疫がついたのか全く苦ではありませんでしたし、むしろ大家同居の方が、大家さんが家の手入れや共有部分の掃除をマメに行ってくれるのでガサツな私にはピッタリだと思っています。

 

私はこのような経験を経て、部屋探しはタイミング、そして妥協だと改めて思いました。

タイミングが良ければ良い部屋を見つけることができるかもしれませんが、私は予算に対して理想の高い部屋を求めすぎましたし、妥協をするにも時間を掛け過ぎました。

 

どのラインで納得するかは本当に重要。条件を下げすぎて後で後悔することもあるでしょうし、条件が厳し過ぎれば私のように中々見つかりません。

 

当時、「いつになれば部屋を見つけられるんだ…」と途方に暮れていたことも今となれば良い経験ですが、部屋探しに必要以上の時間と労力を使い、他のことが疎かになってしまったのも事実です。

 

その後もう1度引っ越しましたが、初めての部屋探しが予想を遥かに越えたビックイベントとなったため、経験値だけは自信のあった私です。

フルタイムでの仕事を得てからの引っ越しでしたので、住環境を大幅にグレードアップさせることができ、特に困りごともなく今の部屋を見つけることができました。

 

ではでは、今回は私の部屋探しについてでした。

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それではまた! have a lovely afternoon ;)