【ロンドン、地下鉄、オイスターカード】知っておけば良かったと思ったこと
こんにちは。Ojiです。
昨晩この記事を書いていたのですが、寝落ちしていました。。。
いやー、今日も良い天気に恵まれて最高でしたね。
職場が休業になり、人と関わる機会がかなり減って落ち込むこともありますが、やっぱり天気が良いだけで気持ちも晴れます。単純。
さてさて、今回はロンドンの地下鉄事情についてちょろっとお話をさせていただきます。
元々調べている方であったり、英語がそこそこ話せるよという方であれば特段問題ないとは思いますが、右も左もわからないよー!!という方の少しでも助けになれば幸いです。
私はというと、出国直前まで仕事、色々な申請は可能な限りエージェント任せ、荷物をまとめたのも出国前日。
そんな状態でしたので、ロンドンのことなんて調べているわけもなく、当然ロンドンの地下鉄事情なんて左右どころが上下もわからないレベルの無知でした。ヒースローについてから、ホームステイ先までどうやって行けば良いのかわからなかったし、入国翌日から学校へ行くにもめちゃくちゃ大変だった!!!
そんな経験をしたので、自分の知りうる範囲での知識をシェアできればなと思います。間違っている部分もあるかとは思いますが、私もまだまだロンドン歴20ヶ月のいわゆる「かぶれ」ですのでご容赦ください。
まず、ロンドンの地下鉄は「TUBE」(チューブ)と呼ばれます。学生時代に英語学習したのをなんとなく覚えていると思いますが、地下鉄って「SUBWAY」(サブウェイ)じゃないの!?って思ったあなた!!!
ロンドンかぶれになるのであれば「TUBE」でいきましょう。というか、ほとんどの人が「TUBE」と呼んでいるので、数日過ごしていれば勝手にそう呼ぶようになります。
ちなみに「SUBWAY」でも全然余裕でみんな理解してくれます。
続いてシステムについてざっくりと説明をします(間違っていたらすいませんw)。
後ほど「ZONE」についての説明をしますが、今回は観光地が密集している&私の生活圏内であるZONE1、2で移動するケースの内容がメインです。
日本の電車の場合は自分の乗車駅から降車駅までの切符の価格が券売機に表示され、それを購入。SUICA、ICOCAの場合は、それに該当する金額(確か切符を購入するよりSUICAの方が若干安かったような?)が差し引かれるという形だと思います。
切符を買ったり、切符やSUICAで改札を出入りするというシステムは基本的にロンドンも同じです。このSUICAに当たる電子カードのことをロンドンではoyster cardと呼びます。
このoyster card、地下鉄だけでなく、電車、バスなど様々なロンドン内の公共交通機関に対して使うことができます。(今回は地下鉄についてのみ記載します。)
購入自体はどこの駅でも券売機を使って購入可能です。ヒースロー空港でも購入できます。
券売機はこんな感じ。空港や、割と大きめの駅に行けば日本語対応している券売機もあります!!
現金またはクレジットカード等で購入できますが、一部の券売機はお札が使えない(硬貨はOK)であったり、お釣りが出ない(故障ではなく、そのような仕様です。注意書きがされています)などトリッキーなパターンのものがありますので、購入前に確認をお忘れなく!!
oyster cardを持っていなくてもApple Payやコンタクトレスのクレジットカード等があれば乗車はできますが、初期投資もデポジット(保証金)としての£5のみなので、個人的にこのカードは持っていて損のないアイテムだと思います。(チャージ残高(£10以下)やデポジットは券売機で返金手続き可能です。)
通常の切符で乗車する場合、oyster cardやコンタクトレスのクレジットカード等で乗車する場合と比較して、およそ2倍の金額となります。
そうです。これを機にキャッシュレス、ペーパーレス文化に慣れましょう。笑
このoyster cardですが、外観は一緒でも大きく分けて2つの機能を持ち合わせています。
①Pay As You Go
②Travel card
①はoyster cardにチャージされているお金が、自分の使った分だけカードから差し引かれていくようなイメージです。
②は自分の指定した区間、期間において乗り放題。日本で言うところの定期券みたいなものです。
今回は①について記載していきます。
カードの購入は前述にあるように空港や駅、オンラインやその他いろいろな窓口で購入可能です。
カード内にお金をチャージするのは駅の券売機や、街中にあるお店など、至る所にチャージできる場所があります。オンラインでいつでもどこでもチャージすることも可能です。
ちなみにこのチャージする行為のことを「top-up」(トップアップ)といいます。
続いて価格について。
初めの頃は地下鉄の価格設定が私にはイマイチわかりませんでした。 むしろ今でもばっちり理解しているわけではありません笑
ロンドンの地下鉄のマップは以下の通り。
運賃はこの「ZONE」というものに基づいて決められます。
例えば「ZONE1」圏内の駅から乗車し、「ZONE1」圏内で降車をすれば、どこで降りても運賃は£2.4です。
逆にたった数駅であっても「ZONE1」と「ZONE2」をまたいでしまうと運賃は高くなります。ちなみに£2.9です。
また、乗車率緩和のため?、朝夕のラッシュ時の運賃は、その他の時間帯に比べて若干高まります。(ZONE1内での移動はラッシュ時間に関係なく常に同一運賃です。)
平日の朝6時半から9時半、夕方16時から19時までがその時間に該当します。
このラッシュ時間を「Peak」、その他の時間を「Off-peak」という形で区切られています。
例えばこの時間を避けて、「ZONE1」と「ZONE2」の間をまたいで移動した場合、Peak時は£2.9必要なところを£2.4で行くことができます。
旅行などでロンドに来て、数回の利用をする程度であれば、さほど気になる額ではないかもしれませんが、ロンドンで2年間住むとなるとこの点は考慮した方が良いかもしれません。
「塵も積もれば山となる」の精神を持って、お金は大切にしましょう。笑
このZONE基準で運賃が変わることや、Peak、Off-peakという概念がなかったために、最初の頃は一体いくらなんだ!?毎回運賃違うけど、どうなっているんだ!?と謎を感じていました。
続いて、運賃の上限について。
これも私にとっては全く新しい考え方で最初はよくわからなかった。笑
1日の請求金額に上限があるため、同日中に何度か乗車をして上限に達した場合、それ以上は請求されないシステムとなっています。(もちろん改札でカードをタッチする必要はあります。)
この上限のことを、「cap」と呼び、1日、1週間とそれぞれに上限があります。
ZONE1、2に関して、この上限金額は1日£7.2、1週間£36.10です。
1日3回以上乗れば、1日の上限に到達ということになりますね。
このcap機能を効率的に利用するには、同一のoyster cardまたは同一のクレジットカードで改札を出入りする必要があります。
Apple Payに登録しているクレジットカードと、実物のクレジットカードが同じものであっても、1度目は携帯端末を通して改札通過、2度目は実物のクレジットカードを通して改札通過した場合、別のカード扱いになってしまってしまうのでご注意ください。
日本とは違い、列車は時間通りに来ないし、工事の影響で日本では考えられない頻度で運行スケジュール変わるし、線路の劣化が原因なのか、
「キィィィーーーーーーーッッッ!!!!」と、
とてつもない大音量の騒音が絶えないロンドンの地下鉄ですが、そこは「歴史あるイギリスの地下鉄に乗っているんだなぁ」とか、「日本の鉄道って本当すごいな」といった形で、今自分が経験していることに感動を忘れず、前向きに捉えましょう。笑
ちなみに当初個人的に1番衝撃的だったのは、主要な線(山手線的な)は金曜日と土曜日に限り、オールナイトで運行していることでした。
なぜそうなっているのか真意はわかりませんが、仕事を1週間頑張り、週末は「遊ぼうぜーーーーー!!!!」という意思表示のような気がして私個人としてはものすごく海外にいることを感じることのできた発見でした。
本当にざっくりとした説明となってしまいましたが、一応こんな感じです。
細かいところは間違っている部分があるかもしれませんが、今回の記事で「ロンドンの地下鉄ってこんな感じかー」というのが伝わればなと思います。
以下にリンクをまとめておきます。
・地下鉄の運賃全般について調べたい方はこちらからいろいろ調べられます!
Tube and rail fares - Transport for London
・上限金額の詳細はこちら。
http://content.tfl.gov.uk/adult-fares-2020.pdf
・運賃検索に使えるリンクも貼っておきますね。
Single fare finder - Transport for London
oyster cardを持って、かぶれロンドナーの第1歩を踏み出しましょう。笑
あぁー、疲れた。oyster cardの仕組みは慣れれば問題ないですし、1枚で様々な公共交通機関が利用できて本当に便利。
しかし、説明がこんなにも難しいとは思いもしませんでした。英語だけでなく、日本語の語彙力にも問題が。笑
今回の記事でちょろっと触れたTravel cardとバスについてはまた後日。
Travel cardについては学割に関する情報も載せたいと思っていますので、語学学校に通う予定の方は是非チェックしてください。
では、see you soon :)